【船橋記念】ハナを奪ったフラットライナーズがスピードの違いで逃げ切りV!

フラットライナーズ

1月11日(水)、船橋競馬場で行われた南関東重賞・第61回船橋記念(S3)(4歳上 混合 別定 1着賞金1000万円 ダート1000m)は左海誠二騎手騎乗の1番人気・フラットライナーズ(牡5、船橋・林正人厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:00.5(重)。

2着にクビ差で7番人気・ブラックレッグ(牡5、大井・的場直厩舎)、3着には2馬身差で6番人気・ムービングライト(牝8、船橋・山本学厩舎)が入った。

好ダッシュを決めてフラットライナーズがハナに立つ。2番手はブラックレッグ、マリカ、キョウエイロブストの3頭が並んで追いかける。イセノラヴィソンはその2馬身後ろを追っ付けながらの追走で、人気の一角シンキングマシーンは後方2番手からの競馬となった。フラットライナーズが1馬身半ほどのリードを保って直線へ。単独の2番手にブラックレッグが上がり、逃げるフラットライナーズを追いかける。しかし止まらないフラットライナーズ。最後はブラックレッグにクビ差まで詰め寄られたものの、最後まで先頭を譲ることなく持ち前のスピードで堂々と押し切った。

勝ったフラットライナーズは3歳時に羽田盃トライアル・京浜盃で2着に入る活躍を見せるが、本番の羽田盃を15着、続く東京ダービーで10着と敗れ、クラシックは無冠に終わる。
その後も勝ちきれない競馬が続くものの、昨年3月の駿風スプリントで短距離路線にシフトすると、新馬戦以来の短距離も苦にせず快勝。その後ポンポンと自己条件を勝ち上がり、7月には習志野きらっとスプリントで重賞初制覇を挙げた。前走はJRA重賞のカペラSに挑戦し15着と敗れていたが、地元船橋で見事断然人気に応えて2つ目の重賞タイトルを手にした。
馬主は(有)太盛、生産者は様似の澤井義一氏。馬名の意味由来は「映画名」。

  • フラットライナーズ
  • (牡5、船橋・林正人厩舎)
  • 父:シニスターミニスター
  • 母:アールデコ
  • 母父:タイキシャトル
  • 通算成績:20戦9勝
  • 重賞勝利:
  • 17年船橋記念(S3)
  • 16年習志野きらっとスプリント(S3)
フラットライナーズ
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