【POG】唯一の関東馬チリーシルバーが鋭く抜け出して快勝!…京都新馬

チリーシルバー

1月17日(火)、1回京都5日目6Rで3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の3番人気・チリーシルバー(牝3、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.4(稍重)。

2着には1馬身3/4差で7番人気・ジョーカルーア(牝3、栗東・松下厩舎)、3着には3/4馬身差で10番人気・ホープバイオ(牡3、栗東・斉藤崇厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたキャリコ(牝3、栗東・池添学厩舎)は10着に敗れた。

3頭が先手をうかがう中、ジョーカルーアがハナを主張。先団は大きな集団となり、チリーシルバーは好位の6番手。1番人気のキャリコは後方3番手からレースを進め、隊列は徐々に縦長となる。
4コーナー迎えて逃げるジョーカルーアをニシノフローラルが交わしにかかり、さらに外からチリーシルバーが進出。脚色良くチリーシルバーが前を捕らえると、そのままリードを広げて快勝。2着には最内からゴール前で再び盛り返したジョーカルーアが入った。

勝ったチリーシルバーは、おばにアメリカでG1を4勝したマジカルファンタジーがいる血統で、昨年のバレッツマーチセールにて24万ドルで落札。同セールでは1F10.0秒のタイムを計時していた。このデビュー戦は雪の影響で難しい調整を強いられた中、スムーズに好位に付けて直線しっかりと伸びるセンスの良さを披露。血統背景も良く、今後どのような成長を見せるか注目される。
馬主は吉田和美氏、生産者は米のGlencrestFarm,LLC。馬名の意味由来は「ひんやりした銀」。

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • チリーシルバー
  • (牝3、美浦・萩原厩舎)
  • 父:Malibu Moon
  • 母:Jacey’s Reward
  • 母父:Johannesburg

チリーシルバー

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