フロンテアクイーンが得意の東京で待望の2勝目!…初音S

フロンテアクイーン

2月4日(土)、1回東京3日目11Rで初音S(芝1800m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の8番人気・フロンテアクイーン(牝4、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.7(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ワンブレスアウェイ(牝4、美浦・古賀慎厩舎)、3着にはアタマ差で2番人気・ミエノサクシード(牝4、栗東・高橋亮厩舎)が続いて入線した。

テンから押して行ったアッラサルーテが逃げる展開で、その直後にワンブレスアウェイ、マローブルーが追走。フロンテアクイーンは中団やや後ろ、ミエノサクシードはこれまで通り後方から終いに懸ける。直線は坂の途中から横一線の瞬発力勝負となり、大外に持ち出したミセノサクシードのすぐ内からフロンテアクイーンがあっという間に抜け出し、完勝を決めた。

勝ったフロンテアクイーンは、勝利実績こそ未勝利戦での1勝のみだったが、クイーンCでメジャーエンブレムの2着、オークスでも小差の6着など、昨年の3歳世代で上位の走りを続けてきた。古馬になって緒戦、得意の東京コースで待望の2勝目を挙げることができた。

馬主は長妻和男氏、生産者は浦河町の林孝輝氏。馬名の意味由来は「最先端+女王」。

1着 フロンテアクイーン(北村宏騎手)
「出たなりの位置で運ぼうと思っていて、みんなが先団に行ったのでその直後につけました。馬群が密集していて少しハミを噛みましたが、リズム良く走れていました。慌てず直線に向けて力を溜めながら追走できましたし、進路も上手く開いて速い上がりのなか良い脚を使ってくれました。デビュー前の追い切り以来に乗りましたが、馬が良くなっています」

2着 ワンブレスアウェイ(戸崎圭騎手)
「良い感じで運べましたし、最後もよく伸びています。それだけに今日は勝ち馬が強かったということでしょう」

3着 ミエノサクシード(川島騎手)
「この中間は体を戻しながらの調整になりましたからね。よく走っていますし、使って更に良くなると思います」

4着 ゲッカコウ(松岡騎手)
「溜めると脚を使えるタイプなので、今日のようにゆっくり行った方が良いと思います。このクラスでも通用する力がありますよ」

5着 マローブルー(石橋脩騎手)
「スタートを上手く出てくれました。ペースは緩かったですけど、道中はジッとしていました。直線でも上手く進路を見つけられましたし、最後もよく伸びています」

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  • フロンテアクイーン
  • (牝4、美浦・国枝厩舎)
  • 父:メイショウサムソン
  • 母:ブルーボックスボウ
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:12戦2勝

フロンテアクイーン
フロンテアクイーン

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