好調ミルコに導かれダッシングブレイズが最内を突き抜けてV!…洛陽S

ダッシングブレイズ

2月11日(土)、2回京都5日目11Rで洛陽S(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気・ダッシングブレイズ(牡5、栗東・吉村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.7(重)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・グァンチャーレ(牡5、栗東・北出厩舎)、3着にはハナ差で3番人気・ケントオー(牡5、栗東・西橋厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサトノラーゼン(牡5、栗東・池江寿厩舎)は10着に敗れた。

トーキングドラムが好発を切ったが、それを制してバッドボーイがハナを切る。差がなくラングレー、グァンチャーレが2~3番手に付け、ダッシングブレイズは中団のイン、サトノラーゼンは後方3番手を追走。先頭から最後方までほぼ一団でレースはゆったりと流れる。
坂の下りでペースが上がり、勝負は直線の攻防へ。逃げるバッドボーイをメドウラーク、トーキングドラムが捕らえにかかるが、最内をスルスルと突き抜けたのはダッシングブレイズ。2着争いは馬群を割って出たグァンチャーレがケントオーをハナ差退けた。

勝ったダッシングブレイズは、15年12月のリゲルS以来の勝利で通算6勝目。昨年は1番人気に支持された東京新聞杯で内ラチに激突して競走を中止。ダービー卿CT、京王杯SCでは差のないところまで詰め寄りながら勝ち切れず、中京記念10着のあとに休養。今回は6カ月半ぶりの実戦となったが、テン乗りのデムーロ騎手が持ち味の末脚を存分に引き出し、悲願の重賞獲りに弾みの付く大きな1勝を挙げた。
馬主はグリーンフィールズ株式会社、生産者は米のKennethL.Ramsey&SarahK.Ramsey。馬名の意味由来は「威勢の良い炎」。

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  • ダッシングブレイズ
  • (牡5、栗東・吉村厩舎)
  • 父:Kitten’s Joy
  • 母:Blazing Bliss
  • 母父:Honour and Glory
  • 通算成績:15戦6勝

ダッシングブレイズ
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