【フェブラリーS】意地を見せるか女王ホワイトフーガ「良馬場でやれれば」

ホワイトフーガ

15日、フェブラリーS(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、TCK女王盃3着のホワイトフーガ(牝5、美浦・高木登厩舎)は、蛯名正義騎手を背に坂路コースで追われ、4F53.4-38.5-25.3-12.8秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「前走は1800でどのくらいかかるかと思っていましたが、キッチリ折り合いがつきましたね。3コーナー辺りでハミを噛みましたが、許容範囲だったとジョッキーも話していました。パサパサのダートで引っ掛かりが良くない感じもあったので、斤量58キロも余計応えたと思いますが、3着とはいえ内容は良かったと思います。前走後はジョッキーの方からフェブラリーSに向かいましょうという話があって、左回りの1600もベストだと思っているので参戦を決めました。レースを使うとどうしてもピリピリしますが、許容範囲のなかで良い仕上がりです。

先週しっかり併せ馬でやっていますし、今日はジョッキーに乗ってもらってサラッとやりました。折り合いだけ心配していましたが、折り合いもついて問題ありませんでした。去年はかなりの不良馬場で高速決着になりましたが、なるべくなら良馬場でやれればこの馬の持ち味を出せるかと思います。競馬が上手な馬なのでどんな流れにも対応できますし、頭さえ入ればどこでも割っていける根性がありますからね。牝馬としては馬格がありますし、今回は斤量も3キロ減って55キロなので何とか頑張ってもらいたいです

【蛯名正義騎手のコメント】
「前走も頑張っていますけど、斤量58キロを背負って久々の1800でしたからね。1回使われて調教の動きは悪くないですよ。久し振りの中央場所のマイル戦で、速いペースに戸惑わないで競馬をしてくれればと思っています。去年は特殊な馬場でしたし、あそこまではならないだろうと思っています。メンバーは強いですけど、左回りのマイルは良い条件ですしどこまでやれるかですね」