【中山記念】またデムーロ!帰国初戦ネオリアリズムが重賞2勝目!

ネオリアリズム

2月26日(日)、2回中山2日目11Rで第91回中山記念(G2)(芝1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気・ネオリアリズム(牡6、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.6(良)。

2着には3/4馬身差で8番人気・サクラアンプルール(牡6、美浦・金成厩舎)、3着には半馬身差で7番人気・ロゴタイプ(牡7、美浦・田中剛厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアンビシャス(牡5、栗東・音無厩舎)は4着に敗れた。

先行争いを制したのはロゴタイプ。この真後ろでネオリアリズム、もう一列後ろにリアルスティール、ヌーヴォレコルト、ヴィブロス、もう一つ後ろにアンビシャスとサクラアンプルール。ロゴタイプの作り出すスローペースを嫌ったのか、3角手前でマイネルミラノとネオリアリズムが交わし、4角手前ではロゴタイプが再び動き出して直線へ。
ネオリアリズムが外に持ち出しつつ力強く伸び、後方の内で脚を溜めていたサクラアンプルールが猛追、ロゴタイプが何とか粘って3着を守り切った。アンビシャスは勝ち馬と0秒2差の4着、リアルスティールは見せ場を作ることなく終わった。

勝ったネオリアリズムのきょうだいは、11年安田記念や15年にオーストラリアのジョージライダーSを制したリアルインパクト、オーシャンS勝利など短距離戦線で活躍したアイルラヴァゲインなどがいる。重賞初勝利を挙げた昨年の札幌記念ではモーリスの追撃を凌いでのもの。ここでも先行力を武器に強敵を負かしてみせた。
鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、土曜のアーリントンCに続き中山記念も2年連続で勝利。これで2月重賞は5勝目。管理をする堀調教師も京都記念(サトノクラウン)、ダイヤモンドS(アルバート)、そして今回と3週連続で重賞勝利。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「新現実主義。父、母名より連想」。

【ミルコ・デムーロ騎手のコメント】
「内枠を気にしていたけど、いいスタートをきれました。一度かかるから遅いペースは良くないです。スタートも良かったので3番手くらいをと思っていました。
自身も絶好調ですね。
ネオリアリズムは素晴らしい馬です。周りのジョッキーも言ってます。とても賢いですし、脚もある。応援ありがとうございます。この馬はこれからも楽しみです」

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  • ネオリアリズム
  • (牡6、美浦・堀厩舎)
  • 父:ネオユニヴァース
  • 母:トキオリアリティー
  • 母父:Meadowlake
  • 通算成績:17戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 17年中山記念(G2)
  • 16年札幌記念(G2)

ネオリアリズム
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