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【エンプレス杯】まだまだ勢いは止まらない!圭太ワンミリオンスが重賞2連勝!
2017/3/1(水)
3月1日(水)、川崎競馬場で行われた交流重賞・第63回エンプレス杯(Jpn2)(4歳上牝 別定 1着賞金3500万円 ダート2100m)は戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ワンミリオンス(牝4、栗東・小崎厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:17.0(良)。
2着に2馬身差で4番人気・リンダリンダ(牝4、大井・荒山勝厩舎)、3着には3/4馬身差で6番人気・ヴィータアレグリア(牝6、美浦・高柳厩舎)が入った。
スタートでブランシェクールが出遅れ。リンダリンダが押し出されるようにハナを切るが1周目のスタンド前でヴィータアレグリアが動いて先頭へ。それに続いてワンミリオンスもポジションを上げてガッチリと2番手。リンダリンダ、タイニーダンサーと続き、向こう正面でブランシェクールも一気に動いて前へ。
直線入口でワンミリオンスが楽な手応えのまま先頭に立つと、そこからジワジワとリードを広げる。外からリンダリンダが懸命に追い上げを図るが、その差は詰まらずワンミリオンスが押し切り勝ちを決めた。
勝ったワンミリオンスは前走のTCK女王盃に続く重賞2連勝で、昨年10月の1000万条件から4連勝。今回は1800mから更に距離が延びる2100mということで、距離適性の不安も囁かれたが、終わってみれば直線早めに先頭に立ち、そのまま押し切る文句なしの圧勝。この連勝がどこまで伸びるか注目される。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「百万分の一」。
「馬が強いのはわかっていましたから、あとは僕だけでしたね。前走よりもテンションが高かったのですが、ゲート裏にいったら落ち着いてくれました。スタートも出てくれて、前々で運べればと思いました。ペースが遅くても折り合いはつきましたし、他馬が上がっていった時もスペースを確保したかったので、僕も上がっていきました。終始、手応えもよく、強かったですね。距離も中央では千六以上ではどうか、というところもありましたが、問題なかったてます。モマれてもひるまないし、乗りやすい馬ですよ」
「もともと体調の波が小さなタイプ。前回同様、距離だけが心配でしたが、克服してくれるかな、という期待もありました。いいポジションで運んでもらいたいと思っていた通りの競馬でしたね。以前よりも後ろ脚がたくましくなってきたところに成長を感じますが、今年は牝馬重賞を歩んでいきたいと思います。次はオーナーと相談の上ですが、マリーンCあたりかと思います」
- ワンミリオンス
- (牝4、栗東・小崎厩舎)
- 父:ゴールドアリュール
- 母:シーズインポッシブル
- 母父:Yankee Victor
- 通算成績:11戦6勝
- 重賞勝利:
- 17年エンプレス杯(Jpn2)
- 17年TCK女王盃(Jpn3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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