【UAEダービー】長い追い比べの末サンダースノーがV!2着はエピカリス

サンダースノー

3月25日(土)、アラブ首長国連邦・ドバイのメイダン競馬場でUAEダービー(G2)(3歳 1着賞金:120万米ドル ダート1900m)が行われ、日本から参戦したC.ルメール騎手騎乗のエピカリス(牡3、美浦・萩原厩舎)は2着、武豊騎手騎乗のアディラート(牡3、栗東・須貝尚厩舎)は12着だった。

勝ったのは日本でもお馴染みC.スミヨン騎手騎乗のサンダースノー(牡3、首・S.ビン・スルール厩舎)で勝ちタイムは1:57.76。

2着には短アタマ差でエピカリス、3着はマスタープラン(牡3、米・T.プレッチャー厩舎)が続いて入線している。

日本馬2頭がダッシュを効かせて先手を奪い、内にいたエピカリスがハナに立つ。その2頭を見る形でサンダースノーが追走。マスタープランは好位内のポケットでジッと構えている。4コーナーに差し掛かったところでサンダースノーが動き出し、アディラートを馬なりのまま交わしてエピカリスとの一騎打ちで直線へ。長らくエピカリスがリードを保ったままで押し切れるかというところで、残り数十メートルでサンダースノーが僅かに交わしたところがゴールとなった。

【萩原清調教師のコメント】
「非常に惜しかったです。勝てませんでしたが、満足しています。皆さんのおかげでここまで来られて感謝しています」

【C.ルメール騎手のコメント】
「とても良いレースでした。最後ちょっと足りなかっただけで、悲しいです。初めて経験する馬場でしたが、リラックスして走れていました。よく頑張ってくれましたが、勝った馬が強かったです」

【須貝尚介調教師のコメント】
「距離が長かったと思います。それが分かったのも収穫だと思います。ドバイのダートが初めてだったのも影響はあったと思います」

【武豊騎手のコメント】
「良いスピードを見せてくれました。特殊な馬場でタフな競馬でしたが、ペースも良かったし、ナイストライだったと思います」

エピカリス

2年連続日本馬Vへあと一歩だったエピカリス

アディラート

国内ではエピカリスと接戦していたアディラートだったが、外枠、距離が堪えたか


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