本日3勝の絶好調浜中に導かれアスカビレンが直線勝負を制す…六甲S

3月26日(日)、2回阪神2日目11Rで六甲S(芝1600m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の1番人気・アスカビレン(牝5、栗東・中尾厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.2(良)。

2着にはクビ差で5番人気・ペイシャフェリス(牝6、美浦・高市厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・ケントオー(牡5、栗東・西橋厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートでハナを主張したのはペイシャフェリス。外からバッドボーイは抑えつつ番手に構え、アスカビレンはスッと後方に下げ、ケントオーが中団から追走。先頭の2頭が軽快なリズムでレースを引っ張り直線へ。
各馬広がりながらの末脚勝負。手応えを残したペイシャフェリスが追い出しを待つ。その後方から、スペースを選んでアスカビレンが猛追し、外からケントオーも追撃。残り200m地点でアスカビレンとペイシャフェリスの叩き合いとなり、アスカビレンが渋太く粘るペイシャフェリスをゴール前でアタマ差交わした。

勝ったアスカビレンは約1年ぶりのマイル戦でOP勝ちを決めた。前走の休み明け初戦は折り合いを欠きながらも、渋太い走りで勝ち馬に0.2秒差まで肉薄した。重賞でも好走しているおり、重賞制覇は悲願。OP勝ちで好発進を決めた。
馬主は神田紘爾氏、生産者は浦河町の桑田牧場。馬名の意味由来は「冠名+美しい練習より」。

六甲Sの結果・払戻金はコチラ⇒

  • アスカビレン
  • (牝5、栗東・中尾厩舎)
  • 父:ブラックタイド
  • 母:スウェプトレジーナ
  • 母父:スウェプトオーヴァーボード
  • 通算成績:18戦6勝


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。