【ダービー卿CT】親子V!メジャー産駒ロジチャリスが押し切って重賞初制覇

ロジチャリス

4月1日(土)、3回中山3日目11Rで第49回ダービー卿CT(G3)(芝1600m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の5番人気・ロジチャリス(牡5、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.7(稍重)。

2着には半馬身差で1番人気・キャンベルジュニア(牡5、美浦・堀厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・グランシルク(牡5、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

大外のクラレントが押してハナへ。その2番手にロジチャリス、その後ろにキャンベルジュニアとマイネルアウラート、少し離れた中団の内にグランシルク。緩やかな展開のまま直線に入ると、ロジチャリスが外のキャンベルジュニアに併せに動いて追い比べ、更に外にマイネルアウラート、内からグランシルクが急追。横並びの2~4着を尻目にロジチャリスが見事に押し切った。

勝ったロジチャリスの近親には99年スプリンターズS、01年安田記念を制すなど短距離戦線を盛り上げたブラックホークがいる。課題のスタートを見事に決めると、2番手で流れに乗ってそのまま押し切って見せた。父ダイワメジャーは05年に同レースを制覇、産駒では14年にカレンブラックヒルが勝利している。ダービー卿CTでの重賞初制覇は、15年モーリス、16年マジックタイムに続いて3年連続。管理する国枝師は同レース3勝目。

馬主は久米田正明氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。

【内田博幸騎手のコメント】
「先行グループを狙っていましたが、ダイワメジャー産駒ですし、他に行く馬がいなければ行くくらいの気持ちで積極的な競馬をしようと思っていました。力みもなく良いリズムで4コーナーまで来られましたし、直線でも馬場の良いところを走れました。最後も余力がありましたし、他馬が並んできてくれた方がやる気が出るので良い形になったことで競り負けないと思いました。大きな走りをしますし、前に行って多少ムリをしても最後まで止まらないところが良いですね」

ダービー卿CTの結果・払戻金はコチラ⇒

  • ロジチャリス
  • (牡5、美浦・国枝厩舎)
  • 父:ダイワメジャー
  • 母:プラチナチャリス
  • 母父:Rock of Gibraltar
  • 通算成績:16戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 17年ダービー卿CT(G3)

ロジチャリス
ロジチャリス

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。