【桜花賞】ソウルスターリング1冠目へルメール「心配事はないもない」

ソウルスターリング

5日、桜花賞(G1)の共同記者会見が栗東トレセンで行われた。

前走、チューリップ賞を危なげないレース運びで制したソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和厩舎)は、美浦の坂ウッドでオープン馬と併せ馬を行った。5F67.5-52.0-38.7-12.5秒で駆け抜け、1.2秒追走から同入でフィニッシュ。

自己ベストを更新する時計で絶好調ぶりをアピール。すでに前走より体重を落してのレースとなる事は想定されているが、中間の調教量や動きからは順調さを伺える。今回で3度目の阪神レースとなり、輸送をクリアしている点も大きい。2歳女王が3歳女王へ。まず1冠目へ挑む。


追い切り後、ソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和厩舎)に騎乗するC.ルメール騎手の一問一答は以下の通り。

●心配事は何もない

-:まずは、前走年明け最初のチューリップ賞。強かったですね。

C.ルメール騎手:はい、強かったです。休み明けでしたけど、とてもいい感じだった。ソウルスターリングはレースの時とてもリラックスして、直線でいい走りでした。楽に勝てました。

-:阪神JFの時よりも良くなったところはどこかありましたか。

ル:よくなったと思います。能力がまだある、けど今年は頭がよくなった。大人になりました。この間はパドックでとても静かかった、そしてスタート前でも静かかったです。去年はちょっとチャカチャカしてました。テンション高かったです。今年は経験もあるので、レースで走れると思います。

-:ルメール騎手が思うソウルスターリングのストロングポイントはどこでしょうか。

ル:たくさんあると思いますが、スタートしていいスピードがあります。直線でも良い瞬発力があって、ゴールまでペースを維持する事ができますね。トビが大きくて、心も強いです。

-:週末は雨も心配されてますが、馬場はどうですか?

ル:心配はないです。ソウルスターリングはお母さんはモンズーンの仔ですから、重馬場でも問題ないと思います。

-:ルメール騎手はお母さんのスタセリタでもG1を勝っていますが、非常に思い入れが大きいかと思います。

ル:はい、もちろん。フランスオークスを勝ちました、サンタラリー賞も勝ちました。だから、ソウルスターリングの乗るのはいい気持ちです。

ソウルスターリング

-:やっぱり、ソウルスターリングは一番人気になると思いますが、心配な点はありますか?

ル:ありません。今回も良い枠番が欲しいです。一番外は難しいです。あまり心配事はありません。

-:たくさん馬がソウルスターリングをライバルに思っていると思いますが、レースプランはいかがでしょう。

ル:ソウルスターリングがいつもいいスタートきります。今回もいいスタートをきりたいです。いいポジションになるかもしれないですね。5,6番手に。一番大切なのは馬がリラックスして欲しいです。もちろんG1ですからたくさんライバルがいます。ゴールまで注意して走りたいです。

-:ソウルスターリングの走りをファンのみなさんも楽しみにしていると思います。最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。

ル:ソウルスターリングはチャンピオンホースです。今回も是非勝ちたいです。今回は桜花賞ですから、みなさんも応援して下さい。

-:ずばりライバル、マークする馬がいれば教えて頂きたいです。

ル:別の馬がソウルスターリングをマークすると思います。他の馬をリスペクトしますが、一番のライバルはアドマヤミヤビですね。彼女は後ろから走りますから、最後だけ見えるかもしれないですね。