【桜花賞】ぶっつけ勝負のミスエルテ「目標どおりに上手く整ってきました」

ミスエルテ

5日、桜花賞(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

4着だった朝日杯FS以来、約4ヶ月ぶりのぶっつけで臨むミスエルテ(牝3、栗東・池江寿厩舎)は、主戦の川田騎手を背にCWコースで500万下の古馬アイアンマンと併せ馬を行い、4F51.5-37.2-11.6秒を馬なりのままマークした。一杯に追われる僚馬の少し後ろからスタートし、最後は2秒近くの先着と久々を感じさせないデキにある。

池江泰寿調教師は「先週にしっかり負荷をかけたことで良くなりましたね。今週はしっかりはじけてくれました。目標どおりに上手く整ってきましたね。馬体重は少し減ると思いますが、そこはあえて気にしないように調整をしてきました」と、大一番に向けて最善の調整を施してきた。

ただ、「馬場はできれば良馬場の方がいいですね。瞬発力がある馬なんで。あとは当日の気配ですね。カリカリした面は今回の方がマシ。当日にどれだけ我慢できるか、ですね」と、レース当日まで気が抜けない部分もある。馬場と気性面の課題を少しでも解消できれば、豪脚を再び発揮することができそうだ。