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【天皇賞(春)】サトノダイヤモンドとコンビ10戦目ルメール「今では友達になりました」
2017/4/26(水)
26日、天皇賞(春)(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
昨年の有馬記念ではキタサンブラックをゴール直前で差し切って優勝、今年初戦の阪神大賞典でも危な気ない内容で好スタートを切ったサトノダイヤモンド(牡4、栗東・池江寿厩舎)。CWコースにて、レースでも騎乗するC.ルメール騎手を背に4F53.2-39.0-12.0秒を馬なりでマーク。併せた古馬オープンのプロフェットの内を追走し、最後は同時に入線した。
15年11月のデビューから一貫してコンビを組み続けてきたC.ルメール騎手の追い切り後の一問一答は下記の通り。
●最高のコンディションにあります
-:天皇賞ですね。
ルメール騎手:はい、天皇賞です(笑)。日本でとても大切なレースです。だから、是非とも勝ちたいです。
-:阪神大賞典は強かったですね。
ル:はい、強かったです。休み明けでしたから、馬が超元気だった。レースの時はちょっと引っかかったけど、直線では反応がとてもよく、楽に勝てました。
-:そうすると、いつでも前の馬を交わせるという感じでしたか?
ル:彼もいつもファイティングスピリットがあるから、直線で凄い頑張ってくれます。
-:ルメール騎手はサトノダイヤモンドの全レースに乗っていますね。
ル:それがとてもいいですね。最初から彼に乗っているから、今では友達になりました。彼をよく知っています。いつも自信があります。サトノダイヤモンドはチャンピオンホースになりました。トップレベルにいますから、毎回、彼に乗るのは凄く嬉しいです。
-:デビューした頃と比べて、どう変わりましたか?
ル:最初はまだ子供でした。でも、段々体が大きくなって、去年の秋から大人になったからパワーアップしました。
-:今回のルメール騎手のレースプランを教えてください。
ル:まだありませんけど、キタサンブラックが一番のライバルですからマークしたいですね。だから有馬記念と同じくらいに乗りたいですね。キタサンブラックはスタートから速く、いいポジションを取ります。ダイヤモンドはスタートがちょっと遅いから中団からになります。直線でもキタサンブラックは止まらないから、勝つなら近くで運びたいですね。
-:ただ、有馬記念ではあの距離でも届きましたね。
ル:今回は3200mですけど、サトノダイヤモンドはスタミナがあるから、もう1回差し切れると思います。
-:キタサンブラック以外にも強い馬がいっぱいいます。
ル:もちろんG1ですから、みんなチャンスがあります。ディーマジェスティはG1馬です。シュヴァルグランも強い馬です。シャケトラも凄い良くなってきて、この距離でもチャンスがあります。ミルコの馬(レインボーライン)もいい馬ですから。もちろんキタサンブラックが一番のライバルですけど、みんなが勝ちに来ますから、危ないです。
-:そういう強いライバルに勝てるのがサトノダイヤモンドですよね?
ル:サトノダイヤモンドのポテンシャルはとても高いです。追い切りの動きもとても良かったです。池江厩舎のスタッフがいい仕事をしてくれたお陰で最高のコンディションにあります。春の天皇賞はメインのターゲットですから勝ちたいです。
-:最後にファンにメッセージをお願いします。
ル:今回の天皇賞は多分今年一番のレースです。キタサンブラックもサトノダイヤモンドもチャンピオンホースですから、凄い楽しみです。みんな競馬場に来てください。サトノダイヤモンドを応援してください。
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