【天皇賞(春)】底知らずシャケトラ「今の状態でどれだけの勝負ができるか」

シャケトラ

26日、天皇賞(春)(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、日経賞1着のシャケトラ(牡4、栗東・角居厩舎)は、CWコースで助手が騎乗し、3頭併せの内を鋭く伸びて、大きく先行した古馬オープンのハッピーモーメントに1馬身先着。6F83.3-66.7-51.3-37.1-11.4秒のタイムをマークした。

辻野助手は「けさはラスト重点の追い切り。いい反応でしたね。以前はソエなどで脚が痛かったけど、今年になって不安がなくなってきました。晩成型だと思いますが、3歳時より体質はしっかりとしてきました。初めての斤量、距離など、決して楽ではない条件ですが、この相手に今の状態でどれだけの勝負ができるか楽しみにしています」と声を弾ませる。

1年前はまだデビューもしておらず、2走前は格上挑戦で日経新春杯2着。そして、前走の日経賞では、わずかデビュー6戦目でゴールドアクター、ディーマジェスティらのG1ホースを撃破。大きな伸びしろ、勢い、何よりも底を見せていない未知の魅力を秘めている。数々の偉業を成し遂げてきた角居厩舎に新たな勲章を加えることが出来るか楽しみだ。

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