【ヴィクトリアM】アドマイヤリード末脚爆発!初重賞VがG1制覇

アドマイヤリード

5月14日(日)、2回東京8日目11Rで第12回ヴィクトリアマイル(G1)(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の6番人気・アドマイヤリード(牝4、栗東・須貝尚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.9(稍重)。

2着には1馬身1/4差で11番人気・デンコウアンジュ(牝4、栗東・荒川厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・ジュールポレール(牝4、栗東・西園厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミッキークイーン(牝5、栗東・池江寿厩舎)は7着に敗れた。

好スタートを決めたソルヴェイグが果敢に逃げ、スマートレイアーとレッツゴードンキは先行集団に取り付いた。中団につけたミッキークイーンをマークするようにジュールポレール、クイーンズリング、デンコウアンジュが追走。アドマイヤリードは後方でじっくり脚をためた。各馬が4コーナー手前から外寄りに進路を取る中、ルメール騎手の好判断で内から先行集団の直後まで進出。直線では、抜け出したソルヴェイグとスマートレイアーの間を突いて先頭に立ち、最後は大外から強襲したデンコウアンジュを振り切った。1番人気ミッキークイーンは外を回って追い上げるも7着、2番人気のルージュバックは後方で見せ場なく10着に終わった。

勝ったアドマイヤリードは、2歳冬に阪神JF、3歳春に桜花賞とオークスに挑戦したが完敗。昨秋ローズS7着後に自己条件に戻ってから着実に力をつけた。今年1月に1000万下を卒業して2月の1600万下も連勝し、前走の阪神牝馬Sも2着に健闘した。最近5戦連続でメンバー中最速の上がりをマークした自慢の末脚を爆発させ、初重賞制覇をG1勝利で飾った。

馬主は近藤利一氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+先頭」。

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  • アドマイヤリード
  • (牝4、栗東・須貝尚厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:ベルアリュール2
  • 母父:Numerous
  • 通算成績:14戦5勝

アドマイヤリード
アドマイヤリード

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