【安田記念】グレーターロンドン初重賞挑戦で4着健闘!福永「十分やれる存在」

グレーターロンドン

●6月4日(日) 3回東京2日目11R 第67回安田記念(G1)

5連勝中の上がり馬グレーターロンドン(牡5、美浦・大竹厩舎)は、上がり33秒9の末脚を繰り出して4着に健闘した。

初重賞挑戦がG1レースとなったが、福永祐一騎手は「駐立は良かったけれど、スタートは上に出た。いつもそうみたいだね。あそこでじっとしていても、G1では苦しい。取り付きにいったんだ。いつもと違う形。タイトな競馬になったけど、怯むことなく、よくがんばってくれた」とレースを振り返った。

直線では、並み居る強敵相手に一瞬抜け出そうかという勢いで伸びてきた。福永騎手は「これまでとは走破時計も違うし、勝つとなれば、もうひと伸びが必要でも、展開のまぎれで上位にきたわけじゃない。(1分)31秒台のタフな流れをよく走り切った。そう差はないし、十分にG1でもやれる存在。まだ、トモの入りなんかも甘いところはありますし、そこが良くなればゲートもよくなるでしょう」と手応えを口にした。