【安田記念】ユタカ悔やむ エアスピネル5着「あれがなければ勝っていたかも」

エアスピネル

●6月4日(日) 3回東京2日目11R 第67回安田記念(G1)

明け4歳初戦はマイル路線に矛先を向けていたエアスピネル(牡4、栗東・笹田厩舎)は5着に終わった。

序盤は無理に位置を取りに行くことなく、馬場の良いところを走らせ後方から。コーナーではロスのない内ラチ沿いに進路を切り替えると、そこで他馬にポジションを奪われるシーンも。直線でも多少ゴチャつくロすもあり、最後の最後で脚を伸ばしたが、5着が精一杯だった。

「いいレースが出来なかったね……」と開口一番、自らの騎乗を悔いた武豊騎手。続けざま、「コーナーで前に入られてしまって、自分が先に入っておくべきだったな。あれがなければ勝っていたかもしれないと思うほど。一発狙って乗っていたんだけど……」と振り返った。

スムーズさを欠きながらも、勝ち馬からは0.2秒差。負けて強しの競馬に主戦も悔しさを隠さなかった。