【函館スプリントS】今年も3歳牝馬!50キロ北村友&ジューヌエコールがG1馬撃破

ジューヌエコール

6月18日(日)、1回函館2日目11Rで第24回函館スプリントS(G3)(芝1200m)が行なわれ、北村友一騎手騎乗の3番人気・ジューヌエコール(牝3、栗東・安田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:06.8(良)。

2着には2馬身半差で4番人気・キングハート(牡4、美浦・星野厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・エポワス(セ9、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたセイウンコウセイ(牡4、美浦・上原厩舎)は4着に敗れた。

ジューヌエコールが初の1200m戦でG1馬を撃破した。先手を奪ったシュウジ、今春の高松宮記念を制したセイウンコウセイを見ながら好位を追走。手応え十分のまま4コーナーで外から牡馬2頭に並びかけた。直線では粘るセイウンコウセイをあっさりかわし、外から追い込んできたキングハートに2馬身差をつける完勝。レコードタイムでサマースプリントシリーズ初戦を制した。

勝ったジューヌエコールは、昨年7月の中京芝1400m戦で新馬勝ち。続くききょうSも連勝し、デイリー杯2歳S(G2)では後にNHKマイルC(G1)3着のボンセルヴィーソを破って重賞初制覇を飾った。阪神ジュベナイルF(G1)は4番人気に推されながら11着。年明け初戦のフィリーズR(G2)は4着、桜花賞(G1)は9着に敗れ、スプリント路線へ矛先を向けた。斤量50キロとはいえ初距離で重賞ウイナーに完勝し、スプリント能力の高さを見せた。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「大規模艦隊に強力な小型艦で対抗する19世紀の海軍の戦略思想(仏)」。

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  • ジューヌエコール
  • (牝3、栗東・安田隆厩舎)
  • 父:クロフネ
  • 母:ルミナスポイント
  • 母父:アグネスタキオン
  • 通算成績:7戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 17年函館スプリントS(G3)
  • 16年デイリー杯2歳S(G2)

ジューヌエコール

ジューヌエコール

ジューヌエコール

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