【宝塚記念】サトノクラウンが国内G1初制覇! キタサンブラックは9着に沈む

サトノクラウン

6月25日(日)、3回阪神8日目11Rで第58回宝塚記念(G1)(芝2200m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気・サトノクラウン(牡5、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:11.4(稍重)。

2着には3/4馬身差で5番人気・ゴールドアクター(牡6、美浦・中川厩舎)、3着には1馬身半差で4番人気・ミッキークイーン(牝5、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたキタサンブラック(牡5、栗東・清水久厩舎)は9着に敗れた。

キタサンブラックもマズマズのスタートを切ったが、意表を突く逃げの手に出たのはシュヴァルグラン、これにシャケトラも続いて、キタサンブラックは3番手の外を回る。キタサンブラックをピッタリとマークしたのがゴールドアクターとサトノクラウン。ミッキークイーンは後方3番手で、先頭から最後方まで7~8馬身差。淡々とレースが流れていく。
残り600mを過ぎ、いよいよキタサンブラックにゴーサインとなったのだが、行きっぷりが今ひとつ。2番手で直線に入るも、前を行くシャケトラを捕らえる前に外からサトノクラウンに交わされて、あとは後退する一方。先頭に立ったサトノクラウンに内へ進路を変えたゴールドアクターが詰め寄るが3/4馬身差まで。サトノクラウンが春のグランプリを制した。

勝ったサトノクラウンは、昨年暮れの香港ヴァーズに次ぐ2度目のG1制覇。帰国初戦の京都記念ではマカヒキを下す好スタートを切っていたが、前走の大阪杯では伸びを欠いて6着。中間はこのレースを目標にリフレッシュされ、鮮やかに復活。M.デムーロ騎手はJRAG1・20勝目となった。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+王冠」。

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  • サトノクラウン
  • (牡5、美浦・堀厩舎)
  • 父:Marju
  • 母:ジョコンダ2
  • 母父:Rossini
  • 通算成績:14戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 17年宝塚記念(G1)
  • 16年香港ヴァーズ(G1)
  • 16、17年京都記念(G2)
  • 15年弥生賞(G2)
  • 14年東スポ2歳S(G3)

サトノクラウン

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