トロワゼトワルら 日曜中京5Rトレセン直送トーク

●7月2日(日) 3回中京2日目5R 2歳新馬(芝1600m)

父ロードカナロアは安田隆行厩舎で育った世界ナンバーワンスプリンター。トロワゼトワル(牝2、栗東・安田隆厩舎)は、その初年度産駒で攻め馬では父譲りの軽快なフットワークを見せている。

「今週のケイコはオープン馬を相手に先着しました。気性も素直で操縦性が高い。芝の実戦でさらに良さが出そうですよ。まだ緩さはあるけど、いいパフォーマンスを見せてくれると思います」と安田調教助手は自信ありの表情。クラブでの募集価格は2800万円で、好調・福永祐一騎手を背にデビューを迎える。

兄のブラックスピネルは今年の東京新聞杯を勝利。母系にはマリアライト、クリソライト、アロンダイトといったG1ホースがいる旬の良血馬がローズベリル(牝2、栗東・高野厩舎)。目立つ攻め時計は出ていないが、乗り込み量は豊富で、終いの脚は実にパワフル。

高野友和調教師も「体幹が強く、カイ食いが落ちない。牝馬らしからぬところがあります。攻めてもへこたれないから、量を十分にこなせたのはいいですね。先週、今週の動きも良かったし、態勢は整ってきました」と手応えを掴んでいる。デビュー戦はコチラも好調・戸崎圭太騎手騎乗で、クラブでの募集価格は3600万円。