タイセイプライドら 日曜中京6Rトレセン直送トーク

●7月2日(日) 3回中京2日目6R 2歳新馬(芝1400m)

ヨハネスブルグ産駒のタイセイプライド(牡2、栗東・西村厩舎)は、全姉にエーデルワイス賞を勝ったフクノドリームがいる血統で、昨年のセレクトセールにて1836万円で落札。今週の坂路では2歳馬の一番時計。全体でも2位の好タイムを叩き出し、その前2週はレースで手綱をとるM.デムーロ騎手を背に素軽い動きを見せている。

西村真幸調教師は「今週の坂路もいい動きをしましたね。ヨハネスブルグ産駒で前向きな性格。短い距離が合いそうなタイプですね。500キロ近くあっていい馬格をしているし、スピードだけではなくパワーも兼ね備えています」とデビューVに期待を寄せる。

戸崎圭太騎手を背にデビューするノーボーダー(牡2、栗東・清水久厩舎)は兄姉にいずれも3勝を挙げたフォルミダービレ、ウルティマミューズ、マジックシャトルがいるキングズベスト産駒。1週前追い切りではCWコースで6F81.5秒と上々の時計をマークしている。

「兄はカリカリした気性で短距離指向が強いけど、この仔はそこまでの面は見せない。短距離タイプでも、兄より距離は持ちそうですよ。折り合って運べば切れる脚が使えそう」と押田調教助手。まずは1400mでどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。

「小柄な牝馬ながら、しっかりとしていますね。やれば、もっと時計も出そうな感じですし、気がいいので初戦から動けそう。本数をこなしてきたので仕上がりもいいですよ」と牧浦充徳調教師が色気を見せるのはダイワメジャー産駒のケワロス(牝2、栗東・牧浦厩舎)。

兄には南部杯を勝ったオーロマイスターがおり、際だった攻め時計はないものの、先週は準オープンのパートナーを相手に大きく追走して同入フィニッシュ。追って味がありそうなタイプだ。手綱をとるのは東のベテラン横山典弘騎手