【プロキオンS】坂路自己ベスト カフジテイク湯窪師「今が成長期」

5日、プロキオンS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、UAE・ゴドルフィンマイル5着のカフジテイク(牡5、栗東・湯窪厩舎)は、福永祐一騎手を背に坂路で4F51.5-38.3-25.7-13.1秒の自己ベストをマーク。ドバイからの帰国初戦となるが、ジックリ間隔を開け、うまくリフレッシュ出来たようだ。

湯窪幸雄調教師も「けさはジョッキーの感覚で乗ってもらった。時計は速かったけど、それだけ攻められるのも体調がいいから。帰国後も疲れも見せないし、体も大きくなって、〝今が成長期〟って思えるぐらい」と仕上がりに自信を持つ。

「あとは展開だね。先週のダートは前が残るケースが多かった。末脚をうまく生かすためにも、乾いた馬場で、ペースも流れてもらいたいところだね」と追い込み脚質ゆえに、展開と馬場の注文が付くが、昨秋以降の充実ぶりは成績が示す通り。2つ目の重賞獲りへ力が入る一戦となる。