【七夕賞】久々でも軽快ゼーヴィント「以前と比べて体のバランスが良くなった」

ゼーヴィント

軽快なフットワークを見せたゼーヴィント(左)

5日、七夕賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、アメリカJCC2着のゼーヴィント(牡4、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.6-68.8-54.0-39.4-11.9秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「前走は勝ち馬に上手く乗られてしまいました。勝てなくて残念です。前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出して、1ヶ月くらい前に帰厩しました。今日の最終追い切りは、少し余裕がある感じだったのでしっかり動かすように指示しました。もう少し負荷をかけたかったですけど、まずまずの状態だと思います。脚元は悪くなっていませんし、以前と比べて体のバランスが良くなっています。久々ですが、馬体重は極端な増減はありません。ハンデについては特に考えていませんし、素晴らしい能力の持ち主なので良い結果を出せればと思っています」

前走、芦ノ湖特別1着のソールインパクト(牡5、美浦・戸田厩舎)は、大野拓弥騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.2-53.6-39.6-13.0秒をマークした。

【大野拓弥騎手のコメント】
「今日の追い切りは、終いの反応を見たいという指示だったので終いだけ少し仕掛けました。初めて乗りましたが、馬場の悪い時間帯だったにもかかわらずノメらず良いリズムで最後までしっかり走ってくれました。バランスが良くて硬さもありませんし、すごく乗りやすいです。これまでのレースを見たり、人から聞いたりした感じでは、長く良い脚を使うタイプかと思います。条件馬ですけどハンデ戦ですし、長く良い脚を使える特性を生かして競馬をしたいです」

ソールインパクト