重賞2勝馬ロサギガンティアは大野騎手との新コンビで関屋記念へ!

ロサギガンティア

15年の阪神C(G2)以来、勝ち星から遠ざかっているロサギガンティア(牡6、美浦・藤沢和厩舎)は、8月13日の関屋記念(G3)に出走予定。大野拓弥騎手と新コンビを組む。

3歳時にはスプリングS(G2)を制して皐月賞に駒を進めた実績もある。以降はマイル前後の距離を使われ、15年の阪神Cを制し、16年の京王杯SC(G2)でも後のG1馬サトノアラジンの3着と健闘している。しばらくは掲示板にのるのがやっとという成績が続いているが、前走では久々の騎乗となった柴田善臣騎手が復調気配を掴んでいる。敗因の一つに馬場が挙げられていただけに、良馬場の舞台で巻き返したいところだ。

ソウルスターリング

今年のオークスでG1・2勝目を挙げたソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和厩舎)の秋初戦は、10月8日の毎日王冠(G2)。そして3週後の10月29日に行われる天皇賞(秋)へ転戦する予定。鞍上はC.ルメール騎手。

怪物フランケルの初年度産駒として注目を集め、無敗のまま阪神JF(G1)を制覇。桜花賞(G1)では3着に敗れ連勝が途切れてしまったが、オークス(G1)では3歳牝馬のトップであることを示す完勝を決めた。今度は古馬、牡馬を相手に現役最強の座を狙う。

イスラボニータ

マイラーズC(G2)で約2年7ヶ月ぶりの勝利を挙げたイスラボニータ(牡6、美浦・栗田博厩舎)。この秋は、昨年同様に10月21日の富士S(G3)から11月19日のマイルCS(G1)に向かう予定。鞍上はC.ルメール騎手の予定。

昨年は富士S、マイルCS、阪神Cでいずれも僅差の2着と歯がゆい内容が続いた。今年の安田記念では臨戦過程やG1連勝中のルメール騎手という背景も重なって1番人気に支持されたが、直線でスムーズさを欠いたシーンもあり8着に敗れている。馬券圏内を外していない京都の舞台で14年の皐月賞以来のG1制覇となるか。