ガゼボら 土曜中京5Rトレセン直送トーク

●7月15日(土) 3回中京5日目5R 2歳新馬(芝1600m)

入厩後は中谷雄太騎手が熱心に攻めを付け、先週の坂路では4F52.7秒の好時計をマーク。光る動きを見せているのが7枠8番に入ったダイワメジャー産駒のガゼボ(牡2、栗東・斉藤崇厩舎)だ。

管理する斉藤崇史調教師は「先週の坂路は悪い馬場で52秒7で動けてるし、今週は軽くしかけて1F12秒3。いいスピードがあって前向きな性格。初戦から動けそうですよ」とセンスを高く評価。母系からはアドマイヤムーン、ヒシアマゾン、スリープレスナイトといった活躍馬が出ている。

今年のダービーでは「リチャード」が2着に入り、2歳世代も「エドワード」が快勝。セレクトセールでも高額馬を落札して話題となっている「スワーヴ軍団」。この5枠5番スワーヴポルトス(牡2、栗東・庄野厩舎)も坂路で元気一杯の走りを見せ、先週は4F51.3秒を叩き出している。

庄野靖志調教師は「430キロの小柄な馬だけど、走りに力強さがあるし、スピードのある走り。追ってからの反応もいい。楽しみな馬です」と笑顔を見せる。手綱をとるのはM.デムーロ騎手で、父はクロフネ。15年のセレクトセールにて2268万円で落札され、祖母のリーサはチリでG1を2勝している。