【アイビスSD】弾けたアクティブミノル 完全復活へラスト1F11.4秒!

26日、アイビスSD(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、CBC賞3着のアクティブミノル(牡5、栗東・北出厩舎)は、酒井学騎手を背に坂路へ。抜群の行きっぷりから終い軽く促されると脚色が衰えるどころか、更に加速。4F51.2秒、ラスト2Fは12.0-11.4秒の高速ラップを叩き出した。

酒井学騎手は開口一番「最後まで手応えに余裕があったし、楽に11秒4で動きました。良かったですね」とニッコリ。「先週はブリンカーを外してやりましたが、けさはブリンカーを着けてやりました。先週でも行きっぷりは良かったけど、さらに行く気を見せていましたから。重賞を勝ってるぐらいで能力はある。久々の前走で好走したし、今回もがんばりたい」とトーンが弾む。

3歳時のセントウルSではストレイトガール、ハクサンムーンらの強豪を退けて逃げ切り勝ち。その後、勝ち星に恵まれていないが、昨春の高松宮記念で4着、前走のCBC賞では復活の狼煙を上げる3着とメンバー上位の地力を秘めている。スプリント能力を存分に生かせる直線競馬で完全復活となるか、その走りが大いに注目される。