障害重賞6勝のオースミムーンが引退 今後は乗馬に

オースミムーン

▲2013年の小倉サマージャンプで重賞初制覇

2013年の東京ハイジャンプなど障害重賞を6勝の活躍馬オースミムーン(牡8、栗東・松下厩舎)が本日付けで競走馬登録を抹消することが発表された。

オースミムーンは2012年1月、小倉の3歳新馬戦でデビュー。平地では勝ち星が叶わず、同年11月に障害入りすると、4歳夏の小倉サマージャンプで重賞初制覇。そこから重賞3連勝を挙げるなど、障害レースのトップホースとして君臨。その後も5歳、6歳、7歳と各年齢でも重賞勝利を挙げ、息の長い活躍を続けた。今後はJRA馬事公苑で乗馬となる予定。

馬主はオースミ、生産者は日高の山際辰夫氏、馬名の意味由来は「冠名+月」。JRA通算獲得賞金は2億9034万6000円(付加賞含む)。

  • オースミムーン
  • (牡8、栗東・松下厩舎)
  • 父:アドマイヤムーン
  • 母:レディクライマー
  • 母父:リアルシヤダイ
  • 通算成績:36戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 13年東京ハイジャンプ(JG2)
  • 15年阪神ジャンプS(JG3)
  • 15年東京ジャンプS(JG3)
  • 14年京都ジャンプS(JG3)
  • 13年阪神ジャンプS(JG3)
  • 13年小倉サマージャンプ(JG3)

オースミムーン

▲2013年秋には東京ハイジャンプも制し、重賞3連勝

オースミムーン
オースミムーン

▲2015年の東京ジャンプSでは転厩先の松下武士厩舎に
初の重賞タイトルをプレゼント(写真左が松下調教師)