【新潟2歳S】シンデレラメイク 最終追いに合格点「ここでどれだけの脚を使えるか」

中間は坂路も含めて、併せ馬を何度もこなしているシンデレラメイク

中間は坂路も含めて、併せ馬を何度もこなしているシンデレラメイク

23日、新潟2歳S(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

新馬戦で5馬身差圧勝のシンデレラメイク(牝2、栗東・鮫島厩舎)はレースでも手綱を執る中谷雄太騎手が追い切りにも騎乗。CWコースを半マイルでいっぱいに追われると、4F50.9-37.4-12.5秒をマーク。3頭併せの外の馬(アイファープリティ)に同入した。

「調教でそんなに動く馬じゃない。時計は出てないけど、手応えは良かったし、感触は悪くないですよ。レースが上手な馬だし、初のマイルにも対応してくれそうなイメージがあります。あとはここでの力関係かな。重賞に出てくる馬を相手に、どれだけの脚を使えるか。それを楽しみにしたい」とジョッキーは語る。自身にとっても、重賞初勝利のチャンス。力の入る一戦だ。

メンバー中、最多キャリア3戦を数えるエングローサー(牡2、栗東・清水久厩舎)は坂路での調整。数を使っていることを考慮すれば、中間は意欲的。この日も4F54.5-39.8-25.7-12.7秒でまとめた。

1週前にしっかり追って、当週はソフトに。前走と同じ調整パターンです。前走時までは調教でフワフワするところがありましたが、だいぶ改善してきています。調教では内にササる面もなかったですよ。使いながら成長してきてるし、このメンバーに入ってどんなレースができるか楽しみ」と押田調教助手。コメント通り、1週前にはCWで6Fから好時計をマーク。暑さ知らずの元気な走りをみせられるか。