【札幌2歳S】新馬レコード勝ちのクリノクーニング「落ち着き過ぎているのが…」

ゴールドシップの弟ゴールドフラッグと併せ馬を行ったクリノクーニング

ゴールドシップの弟ゴールドフラッグと併せ馬を行ったクリノクーニング

30日、札幌2歳ステークス(G3)の追い切りが札幌競馬場で行われた。

前走、2歳新馬(7/9・函館・芝1800)1着のクリノクーニング(牡2、栗東・須貝尚厩舎)は、北村友一騎手を背に芝コースで追われ、4F58.6-41.0-12.0秒をマークした。

【須貝尚介調教師のコメント】
「今週水曜日はゴールドシップの弟と併せ馬をしましたが、もう体は出来ているのでそれほどやらなくていい、という指示を出しました。ジョッキーは上手く乗ってくれていましたし、馬にストレスのかからない内容の追い切りが出来ました。しなやかに走っていましたし、動きは良かったです。

競馬を1回使って大人しくなるか、ウルさくなるかどちらかと思いましたが、精神的に落ち着いていましたし、馬が利口になっています。初戦はテンションが高かったですし、それを踏まえて調整を進めています。前走後は放牧に出してから函館に入厩して調整を進めていました。札幌にきてからも落ち着きがありますし、順調にきています。

背が伸びてきていますし、これからも体型は変わっていくと思います。ステイゴールドの子供のオルフェーヴル産駒で難しいところはありますが、そういう特徴があると頭に入れながら調整しているので扱いやすいです。暴れるときでも体の柔らかさがありますし、繋ぎの柔らかさがステイゴールドの子供にはあるので、同じ系列のオルフェーヴル産駒にもその特徴が見られるのかと思います。

函館でレコード勝ちしたように、洋芝適性はあるということでしょう。新馬戦のときのように、長く良い脚を使ってゴール板を1番最初に駆け抜けてくれればと思っています。オルフェーヴル産駒の2歳馬がだいぶ勝ち上がってきていますし、その先駆者になれればいいなと思っています」

【北村友一騎手のコメント】
「新馬戦のときはカリカリしていてウルさい感じがありましたけど、今日は落ち着いていて乗りやすかったです。追い切りは、前の馬を半馬身くらい追いかけながら最後は同入という形でした。新馬戦のときのようにカリカリ行くような感じではありませんでしたが、走っている感じは悪くありませんでした。

新馬のときから馬が仕上がっていましたし、勝ち時計も速かったですね。勝ち方にも余裕がありましたし、能力があります。客観的に見ても、洋芝適性はあるのではないかと思います。2歳馬でキャリア2戦目ですし、新馬のときと水曜日の追い切りのときの雰囲気が違ったり、まだ自分もこの馬のことを掴めていません。今週の追い切りで落ち着き過ぎていることが良いのか悪いのかまだ何とも言えませんが、あとは競馬に行ったときの雰囲気で考えていきたいと思います」

【北村浩平助手のコメント】
「前走は思っていたより強い内容でした。中間は一旦放牧に出して、その後はここを目標に進めてきています。レコード勝ちの後も大きな疲れはありません。長く良い脚を使える馬です。子供っぽくてウルさいところはありますが、暴れているなかでも良いバネがありますし、走ると真面目で折り合いがつくので頭は良いと思います。頑張ってほしいです」

追い切りを終えて、北村友一騎手にも笑顔がこぼれた

追い切りを終えて、北村友一騎手にも笑顔がこぼれた

中1週のため単走、馬なりの内容に留められたディバインブリーズ

中1週のため単走、馬なりの内容に留められたディバインブリーズ

前走、2歳未勝利(8/19・札幌・芝1800)1着のディバインブリーズ(牡2、栗東・須貝尚厩舎)は、藤岡康太騎手を背にダートコースで追われ、4F54.4-38.8-12.0秒をマークした。

【須貝尚介調教師のコメント】
「レース間隔を詰めて使っていても体が増えていますし、すごく丈夫な馬です。まだ成長過程の段階ですが、脚元も問題ありませんし、せっかくこの時期に勝っているので重賞で使います。競馬で鍛えられている感じですし、今週の追い切りは様子を見る程度で十分です。今回のメンバーのなかではキャリアが1番豊富ですし、それが最大の強味になるのではないかと思います」