メイショウテッコンら 日曜小倉5Rトレセン直送トーク(2)

●9月3日(日) 2回小倉12日目5R 2歳新馬(芝1800m)

「まだ緩さもありますが、それでも調教は抜群に動きますからね。ひとつの目安になると思うし、攻めどおりなら楽しみですね」と矢野調教助手が大きな期待をかけるのはメイショウテッコン(牡2、栗東・高橋忠厩舎)。

昨年の北海道セレクションセールにて1728万円で落札されたマンハッタンカフェ産駒で、先週はCWで6F81.1、ラスト1F11.9秒の好時計。今週も坂路で終い重点ながら、ラスト1Fは12秒を切る瞬発力を繰り出している。鮫島駿騎手が実戦でどういったポジショニングを取るかも注目される。

こちらもマンハッタンカフェ産駒のラストクルセイド(牡2、栗東・西浦厩舎)は、7月下旬からジックリと乗り込まれ、先週は馬場の内めを回ったものとはいえ、CWで6F80.7秒をマーク。

今週も終い重点ながら素軽いフットワークで、深川調教助手は「跳びが大きな走り。乗り込むごとに動きも良くなってきました。今週はラスト11秒台で動けましたから」とニッコリ。母系はサンデーサイレンスに行き着く血統で、クラブの募集価格は2400万円。幸英明騎手が手綱をとる。

レッドヴァール(牝2、栗東・松田国厩舎)は、2週連続で浜中俊騎手が跨がってCWコースで切れのある動きを披露したディープインパクト産駒。

クラブでの募集価格は4200万円。管理する松田国英調教師は「今週は小倉までの輸送を考慮して軽めの予定でしたが、ちょっと速くなりましたね。そこがどうかも、ここまで十分に乗り込んで動きもいいですよ」と手応え十分の口ぶり。今年の小倉開催最後の新馬Vを狙う。