ペイシャルアスなど≪中山9・10・12R≫レース後のコメント

9月30日(土)、4回中山8日目9Rでカンナステークス(芝1200m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の3番人気・ペイシャルアス(牝2、栗東・坂口則厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.2(良)。

2着には半馬身差で6番人気・リンシャンカイホウ(牡2、美浦・田中剛厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・オジョーノキセキ(牝2、美浦・伊藤大厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたヴァイザー(牡2、栗東・高橋亮厩舎)は6着に敗れた。

1着 ペイシャルアス(石橋脩騎手)
「もう少し進んでいくかと思っていましたが、思ったより進んでいきませんでした。それでも枠が良かったですし、出し過ぎないであの位置を取れたことは良かったです。返し馬でハミを取れば伸びる感じがありましたし、最後の直線でも良い脚を使ってくれました。距離は1200、1400くらいが良さそうです」

2着 リンシャンカイホウ(松田騎手)
「良いスピードを見せてくれて、ラクにハナに行けました。まだ若さがある感じなので、精神面が成長して集中して走れるようになれば更に良いと思います。今日もよく頑張ってくれました」

3着 オジョーノキセキ(吉田隼騎手)
「3コーナーで他馬にコスられたときにハミを噛みましたが、ガマン出来ましたしリズム良く走れました。他馬が仕掛けたときの反応がそれほど良くないタイプの馬なので出来れば逃げたかったですけど、今は競馬を覚えさせている時期ですからね。スピードがありますし、こういう形が板についていけばと思います」

4着 シスル(三浦騎手)
「中一週ですが、この前よりも状態は良かったです。芝でどれだけ脚が使えるかと思ってジックリ運んで、終いは良い脚を使ってくれました。距離はもう少しあっても良いと思います」

5着 リュウノユキナ(五十嵐冬騎手)
「スタートをしてから他馬に外から来られて、コーナーリングが少しスムーズにいきませんでした。道中は馬込みも大丈夫でしたし、4コーナーで外に出したときの勢いならやれるかと思いましたが、坂で止まってしまいました。寂しがり屋の馬なので1頭の長距離輸送がどうかと思っていましたが、こなしてよく頑張ってくれました」

6着 ヴァイザー(戸崎圭騎手)
「もう少し前で競馬をしようと思っていましたが、ゲートを出てからスピードに乗れませんでした。スムーズに運べましたが、追い出してからフラフラしていました。これから良くなってくると思います」

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10Rで習志野特別(芝2000m)が行なわれ、松田大作騎手騎乗の10番人気・オウケンブラック(牡6、美浦・田中剛厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.5(良)。

2着には半馬身差で11番人気・シャインアロー(セ5、美浦・柴田人厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・レッドローゼス(牡3、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。

1着 オウケンブラック(松田騎手)
「追い切りに跨って、具合の良さを掴んでいました。好枠を引けましたが、スタートはあまり良くありませんでした。道中はガマンがききましたし、最後もハミを取ってしっかり伸びてくれました。馬にとって良い経験を積めたと思います」

2着 シャインアロー(松岡騎手)
「2走前の内容が良かったですし、このくらいは走れる馬です。今日も勝てると思っていましたが…。中山が合っていますし、東京でどのくらいやれるかは何とも言えません」

3着 レッドローゼス(蛯名騎手)
「盤石の形で回ってきましたが、まだ体が良くなり切っていないんでしょうね。持っているポテンシャルを考えると、こんなものではありませんよ。この先大事に使っていけば、自然に上の方で走っていると思います」

4着 エフティスパークル(三浦騎手)
「ペースが流れて良い感じでしたし、人気馬を前に見ながら運べました。4コーナーで内から他馬に2回ぶつけられたことが痛かったです。バランスを崩してしまいましたが、そこからまた詰めているように力があります」

5着 (戸崎圭騎手)
「スタートが速くてハナに行けましたが、少しペースを落とし過ぎたかもしれません。マクられてからも上手に走っていましたが、最後はジリジリでした」

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12Rで3歳上500万(ダ1200m)が行なわれ、勝浦正樹騎手騎乗の6番人気・ブランオラージュ(牡3、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.4(稍重)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・シャインヴィットゥ(牡3、美浦・小野次厩舎)、3着には2馬身半差で5番人気・アオテン(牡4、美浦・高橋文厩舎)が続いて入線した。

1着 ブランオラージュ(勝浦騎手)
「馬が頑張ってくれました。攻め馬でも動いていましたからね。時計も優秀ですし、強かったです」

2着 シャインヴィットゥ(武藤騎手)
「時計が速かったですけど、追い出しを待っても切れるタイプではありませんし、減量もあるので早めに動いていきました。上手くいきましたが、外から1頭来られてしまいましたし。この馬の形は出来てきていますし、チャンスはあると思います」

3着 アオテン(三浦騎手)
「乗りやすくて良い馬ですね。体に余裕がある感じでしたが、それで終いにこれだけきているように500万クラスでは力が上ですね」

4着 シルバーストーン(丸田騎手)
「前半はモタつきますが、終いは安定していますからね。展開や位置取りひとつで勝負になると思います」

5着 トウショウスレッジ(横山武騎手)
「前走も良い脚を使いましたし、今日も脚を溜める形で競馬をしました。馬群でも気にせず走れるところがこの馬の良さですし、このクラスでも展開ひとつでチャンスはあると思います」

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