【京都大賞典】悲願のG1獲りへ重要な秋初戦を迎えるシュヴァルグラン

シュヴァルグラン

5日、京都大賞典(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、宝塚記念8着のシュヴァルグラン(牡5、栗東・友道厩舎)は、助手を背に坂路で終い重点の最終調整。伸び伸びとしたフットワークで0.8秒追走した古馬準オープンのロイヤルパンプに半馬身先着。タイムは4F53.5-39.0-25.5-12.7秒をマークした。

昨年は宝塚記念のあと、秋初戦をアルゼンチン共和国杯で迎えたが、今年は順調に夏を過ごして1カ月早い京都大賞典から始動。「去年は春の疲れが尾をひいて帰厩時期が遅れたけど、今年は回復も早かった。早めに帰厩して乗り込めてるし、今週は予定どおり息を整える程度で十分です。休み明けですが、春は阪神大賞典で2着。いいスタートを切って、ジャパンC、有馬記念へ向かっていきたいですね」と安田調教助手のトーンも高い。悲願のG1獲りに向け注目の秋初戦となる。

シュヴァルグラン

今年は順調に夏を越したシュヴァルグラン(左)