【共同通信杯】3連勝を狙う武豊&グレイルは大外8枠12番!

グレイル

無敗のグレイルは大外8枠12番

2月11日(日)、東京競馬場で行われる第52回 共同通信杯(G3)(3歳 国際 指定 別定 芝1800m)の枠順が確定した。

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近年素質馬が集う注目の重賞。昨年の覇者スワーヴリチャードはダービー2着に有馬記念3着。近年の勝ち馬はドバイターフを制したリアルスティール、そしてゴールドシップ、イスラボニータ、ディーマジェスティら皐月賞馬に加え、2着馬にもダービー馬ディープブリランテやドゥラメンテと、ビッグネームが並ぶ。総合力が問われる東京1800mで行われることから、この世代の頂点を占う一戦になるだろう。

8枠12番のグレイル(牡3、栗東・野中厩舎)は2戦2勝でこの舞台に駒を進めてきた。新馬勝ち直後に臨んだ前走の京都2歳Sでは、次走でホープフルS(G1)を制したタイムフライヤーを競り落とし、重賞タイトルを獲得した。成長力のありそうな血統背景、騎乗するのは名手・武豊騎手と、ここでも中心視される存在だろう。

グレイルと同じハーツクライ産駒の7枠10番ゴーフォザサミット(牡3、美浦・藤沢和厩舎)も素質を評価される1頭。産経大阪杯を制し、安田記念で2着になるなど活躍を見せたショウナンマイティの半弟。新馬戦は評判馬ルーカスの5着に敗れたものの、2戦目で一変。そこから危なげない走りで連勝し、このレースに挑む。兄が果たせなかった夢を受け継ぐ存在となれるか注目だ。

デビュー2戦目ながら前走ホープフルS(G1)で3着に食い込んだ7枠9番ステイフーリッシュ(牡3、栗東・矢作厩舎)が再度東上してくる。初の半周コース、初の芝1800mとなるが、母の兄姉には東京マイルG1を勝ったブラックホーク、ピンクカメオがいる血統、今後を考えると、ここで賞金を上積みしたい。

東京実績のあるカフジバンガード(牡3、栗東・松元茂厩舎)は2枠2番、連勝中のオウケンムーン(牡3、美浦・国枝厩舎)は5枠6番、そして未勝利勝ちの内容がいいアメリカンワールド(牡3、栗東・藤岡健厩舎)は3枠3番、今週から短期免許で騎乗するR.ムーア騎手が手綱をとるサトノソルタス(牡3、美浦・堀厩舎)は1枠1番に入り、今年も先が楽しみな素材が集った。共同通信杯の発走は15時45分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 サトノソルタス 56
(牡3、美浦・堀、R.ムーア)

2-2 カフジバンガード 56
(牡3、栗東・松元茂、内田博)

3-3 アメリカンワールド 56
(牡3、栗東・藤岡健、浜中)

4-4 エイムアンドエンド 56
(牡3、美浦・二ノ宮、F.ミナリク)

5-5 コスモイグナーツ 56
(牡3、美浦・高橋祥、柴田大)

5-6 オウケンムーン 56
(牡3、美浦・国枝、北村宏)

6-7 ブラゾンダムール 56
(牡3、栗東・松永幹、横山典)

6-8 トッカータ 56
(牡3、美浦・和田雄、丸田)

7-9 ステイフーリッシュ 56
(牡3、栗東・矢作、中谷)

7-10 ゴーフォザサミット 56
(牡3、美浦・藤沢和、田辺)

8-11 リュウノユキナ 56
(牡3、招待・斉藤、吉原寛)

8-12 グレイル 57
(牡3、栗東・野中、武豊)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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