重賞馬テーオーエナジーがガラリ一変!2番手から完勝!…師走S

テーオーエナジー

12月8日(土)、5回中山3日目11Rで師走ステークス(ダ1800m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の3番人気・テーオーエナジー(牡3、栗東・宮厩舎)が優勝。逃げ馬のすぐ後ろでピタリと折り合う。勝負どころでも抜群の手応えで、持ったまま逃げ馬を交わしながら直線へ。一気に抜け出すとラチ沿いをしっかりとした脚取りで押し切った。勝ちタイムは1:50.9(良)。

2着には2馬身半差で2番人気・チュウワウィザード(牡3、栗東・大久龍厩舎)、3着にはハナ差で4番人気・クインズサターン(牡5、栗東・野中厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたフェニックスマーク(牡4、美浦・田島俊厩舎)は13着に敗れた。

勝ったテーオーエナジーは18年兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)を勝利した後に日本ダービーに参戦したものの18着。以降はダートに戻るもかつての走りは見られなかったが、適距離のオープン特別でガラリ一変。来年以降が楽しみになった。近親には06年アルゼンチン共和国杯(G2)を制したトウショウナイトなどがいる。馬主は小笹公也氏、生産者は新冠町のオリエント牧場

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1着 テーオーエナジー(岩田騎手)
「強かったですね。前走は早めに来られたことと距離1900もあったかと思います。今日はスタートが決まりましたし、自分のリズムで走れたことが良かったです。3歳世代は強いですね」

2着 チュウワウィザード(田辺騎手)
「昇級戦でしたが、まだ奥がありそうな馬ですね。今の中山は時計が速いですし今日は勝ち馬に展開も向きましたが、この馬もよく頑張っています」

3着 クインズサターン(戸崎騎手)
「東京向きかという感じはします。コーナーで少しモタつくところはありましたが、それでも最後はしっかり伸びてくれました」

4着 クイーンマンボ(酒井騎手)
「この枠でしたし、道中は内をロスなく回りました。これまでのレースを見ると早めに動いていたので、ズブい面があるかと思って道中は気を抜かせないように運びました。3コーナー辺りから上手く外に出せましたし直線でもこの馬自身伸びていますが、上位馬の切れが上でした」

5着 アングライフェン(三浦騎手)
「ペースが速くて上がり勝負になってしまいましたが、よく対応してくれました。馬が良くなっていますね。どうしても出していくと案外で展開待ちのところはありますが、今日も最後は良い脚を使ってくれました」

13着 フェニックスマーク(田島調教師)
「攻め馬の動きは悪くなかったですし、冬場なので体の見た目も数字ほど太くはありませんでしたが、レースでは力みがあったかと思います。体がついてきていないような感じがしましたし、力を発揮できませんでした」

  • テーオーエナジー
  • (牡3、栗東・宮厩舎)
  • 父:カネヒキリ
  • 母:シルキークラフト
  • 母父:Crafty Prospector
  • 通算成績:10戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 18年兵庫CS(G2)

テーオーエナジー
テーオーエナジー

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