【パトロールビデオ調査隊】前走は外に弾かれる不利!超良血馬が巻き返す!

<前走で不利を受けた馬リスト>

●4月14日(日)中山9R・鹿野山特別(芝2000m)
モクレレ(牡5、美浦・国枝厩舎)

前走:3月10日(日)中山9R・館山特別(芝2000m) 7着

前走の館山特別は中団外目を追走していたものの、4コーナーで前を走るセガールモチンモクが外へ斜行。モクレレら数頭が外に弾き出される形となってしまった。これではレースにならない。

初勝利が福島の2000mであるように、小回りは苦にしないタイプ。気性が難しいという弱点は残すものの、現級では力上位の存在。同じく館山特別で不利を受けたフリージングレイン、ショワドゥロワも同じく注目しておきたい。

●4月13日(土)福島11R・ラジオ福島賞(ダート1150m)
ブレイヴバローズ(牡5、栗東・角田厩舎)

前走:2月16日(土)京都12R・4歳上1000万(ダート1200m) 11着

前走は内の6番手を追走していたが、直線で外に持ち出そうとしたところ内から寄られてしまいバランスを崩し、その後前が壁になって進路が開かず、追えなくなるシーンが見受けられた。

そもそも前走は7ヶ月の休み明け。以前より引っ掛かる面が出てきており、ダートを使い出して以降は1200mより短い距離で(2.0.1.1)、1200m以上の距離で(0.0.0.4)と成績はハッキリしている。距離短縮はプラスに出るだろう。


◆先週の結果◆

★日曜中山8R・4歳上500万 タイキダイヤモンド 2着(1人気)
2番手を確保し道中は完璧に運び、直線へ。残るは早めに先頭にたったグロンフォールを交わすだけ……というところまでは来たが、そこからグロンフォールが鞍上・内田博幸騎手の豪快なアクションにより、もう一度伸びて1着。タイキダイヤモンドは悔しい2着となった。

「想像通りの競馬ができました。追い出しもギリギリまで我慢しましたが、相手が一枚上でしたね」と悔しい表情で語るのは初勝利を逃したルーキー・菅原明良騎手。長い脚が使えない点はネックだが、ローカル開催ならすぐに勝ち上がれそうだ。

★土曜中山2R・3歳未勝利 ホワイトストーム 4着(2人気)
「いいポジションで運べました。ただスローペースで馬群がバラけませんでした」と騎乗した菅原隆一騎手が語るように、道中の位置取りは良かったものの、直線に入るまで積極的な競馬ができなかった。切れ味では他の馬に劣るだけに、惰性をつけて動きたかったところだろう。

それでいて4着に食い込んでいるように、このクラスでは力上位。狭いコースがどうかだが、こちらもローカル開催なら未勝利卒業のレベルには到達している。

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