【京都新聞杯】今年は中京!いつもと違うコースだから浮上する激走候補

同舞台の大寒桜賞を快勝しているマカオンドール

同舞台の大寒桜賞を快勝しているマカオンドール


今年の京都新聞杯(G2、芝2200m)は、中京競馬場での開催。

京都コースとは形態が全く異なるため、例年の傾向をそのまま参考にするよりは、より近い条件のレースを参考に予想を組み立てる必要がありそうです。

そこで注目したいのが、同じ中京芝2200mで行われる3歳限定戦の「大寒桜賞」です。こちらも出世レースとして有名で、過去にはラストインパクトやタンタアレグリア、リオンリオンといった重賞ウイナーが勝利しています。

そんな大寒桜賞で好成績を残しているのが「芝の重賞に出走経験のあった馬」です。

▼大寒桜賞で好走した重賞出走経験馬(過去10年)
12年2着 ウインフロレゾン (クイーンC11着)
13年1着 ラストインパクト (きさらぎ6着)
14年2着 ハギノハイブリッド(共同通信杯6着)
15年1着 タンタアレグリア (ホープフルS7着)
16年3着 リアルキング   (札幌2歳S12着)

17年1着 アドマイヤウイナー(札幌2歳S3着)
18年1着 ダノンマジェスティ(きさらぎ賞9着)
19年2着 ルヴォルグ    (東スポ杯2歳S9着)
20年1着 メイショウボサツ (弥生賞10着)
20年2着 ディアスティマ  (京成杯3着)
21年1着 マカオンドール  (京都2歳S3着)

なんと!大寒桜賞が行われるようになった2012年以降、必ず1頭は「芝の重賞に出走経験のあった馬」が馬券に絡んでいます!

重賞での着順は問わず、とにかく強い相手と戦って揉まれた経験が活きてくるレースといえるでしょう。

今年は、大寒桜賞を制したマカオンドールが出走。タフなコースで結果を残している点は大きな強みといえます。

もう1頭、穴で狙ってみたいのがヴェローチェオロ。札幌2歳Sと東スポ杯2歳Sでともに5着した実績があり、前走では左回りの新潟コースでも勝利を挙げました。強い相手と戦ってきた経験を活かして、激走の可能性を秘める1頭です。