専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
昨年3勝ジョッキーが両目を開ける!?
2017/1/6(金)
どうも!美浦の古川です。
正月の恒例行事であるトレセンへの挨拶回りを3日(火)に行ったが、今年は天気が良くて、とても暖かかった。調教スタンドや厩舎に行き、年始のご挨拶とともにオイシイお年玉情報をゲットしてきたので乞うご期待!
さて、高配当を狙う要素の一つとしてオススメしたいのが穴ジョッキー。そこで狙いたいのが、近年は年間3勝前後(昨年は3勝)という二本柳壮騎手。正月競馬の初日も⑪⑭着という成績で狙いにくいジョッキーだが、2日目の土曜は片目(1勝)、いや両目(2勝)を開けても不思議ではない布陣だ。
まず土曜中山1Rの③サンデュランゴ(牝3、美浦・蛯名厩舎)は前走大外でロスの多い競馬で③着。二本柳も3戦目で手の内に入れており、内枠を引いた今回はチャンスありそう。
そして土曜の「穴ズバッ」で取り上げる中山5R・3歳未勝利の①サンアンカレッジ(牡3、美浦・岩戸厩舎)も一発ムードを漂わせている。以前は逃げて直線で失速するのがパターンだったが、前走は好位に控える競馬でクビ差の②着。陣営は「前走は道中折り合って、直線で伸びてくれた。今後に繋がるレースだった」と満足げだった。
今回は最内の好枠を引き、同様の競馬で直線で抜け出す算段。メンバーにも恵まれた感があり、正月競馬で二本柳の大暴れを密かに楽しみにしている。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。