専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
サウンドトゥルーの鞍上が……!?
2017/2/16(木)
どうも!美浦の古川です。
早朝のトレセンはマイナス2度だったが、昼には15度まで上がり小春日和だ。これだけ寒暖差が激しいと体調を崩しやすく、またこの暖かさで杉花粉も飛んでいるようで、マスクを着ける関係者やトラックマンが多かった。さらに世間ではインフルエンザも流行っている模様で、マスク着用で予防した方が良さそうだ。
さて、今週は今年最初のG1フェブラリーSとなり、好メンバーが揃って楽しみな一戦だ。トレセン内では、昨年暮れのチャンピオンズC覇者サウンドトゥルー(セ7、美浦・高木厩舎)の鞍上についての話で持ちきり。主戦の大野拓弥騎手が騎乗停止となったが、乗り役の発表がなかなかなく、様々な名前が挙がっていた。ようやく公になったのが出走馬が確定した2時過ぎで、鞍上は柴田善臣騎手。
2年以上もコンビを組んできた大野に替わって、初騎乗となる柴田善が手綱を取るワケだが、厩舎関係者は「特にクセのない馬だから心配ないし、金曜日(2/17)に跨がって感触を掴んでもらうつもり」と問題なさそう。関東の総大将として、強い関西馬達との戦いになるが、その結果は如何に……。
G1前夜恒例の『メガ盛り新聞』では私のフェブラリーS予想を大公開!果たしてサウンドトゥルーは本命なのか!?それとも……!!「穴ズバッ」読者は必ずチェックを!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。