専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
初戦から狙える血統馬
2017/6/9(金)
どうも!美浦の古川です。
昨日の「四方山話」でも申し上げたように土曜「穴ズバッ」は新馬戦の東京5Rを取り上げる。ここには堀宣行厩舎が管理する良血馬レピアーウィットが注目を浴びているが、⑧キミワテンマ(牡2、美浦・武藤厩舎)も半兄リザーブカードが重賞でも勝ち負けしており、なかなかの血統馬である。
稽古では意欲的に併せ馬で追われ、最終追い切りでも既走馬相手に先着と、能力のあるところを垣間見せている。陣営は「先週ジョッキーが跨がってビッシリとやって、すでに仕上がっている状態だったから、今週は坂路で流した程度。気の良いタイプだから新馬向きで、長く良い脚を使えるので直線の長い東京コースも合っていると思う」と初戦から期待を寄せている。
兄リザーブカードも新馬で勝っているだけに、デビュー戦から是非とも狙ってみたい素質馬だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。