専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今回が走り頃のアノ馬から狙う!
2010/6/11(金)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成22年6月11日(土)
今回が走り頃のアノ馬から狙う!
日曜の京都メーンは、「第46回CBC賞」が行われる。2006年の勝ち馬シーイズトウショウが、その夏の『サマースプリントシリーズ』の初代チャンピオンに輝くと、2008年にこのレースで重賞初制覇を達成したスリープレスナイトが、秋のスプリンターズSも制しているように、秋に向けて短距離戦線を占う大事な一戦。そこでオレが注目しているのがエーブダッチマン。
もともとダートで活躍してきたが、去年芝路線に変更したのが大正解。1000万下、1600万下を連勝し、待望のオープン入りを果たした。ここにきて心身ともに成長し、ハンデも54キロならこの相手でも十分好勝負できる。相手はシンボリグラン、ダッシャーゴーゴー、アポロフェニックスの3頭を中心に馬券を組み立てたい。
本日の土曜穴ズバッは、東京9Rに出走する2枠4番リーサムキッド。スローの後方から上がり33秒台。0秒4差まで押し上げた前走に『兆し』が見てとれた本馬。ここ数戦まったくイイ話をしなかった陣営も「今度はイイぞ〜」とトーンが一変。もともとの実績を考えても、この情報&人気で買えるなら『買い頃』と判断できる。「悪い時の硬さが抜けて、ここにきてようやく納得のいくデキに近づいてきた。ここはメンバーにも恵まれた感じだし、これだけ良くなれば自信を持ってオススメできる」とキッパリ。馬券はココから。
相手は⑯コスモラピュタ、②マイネルネオハートを本戦。
⑬アカシックレコード、⑭トーセンユニコーンが押さえ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。