四方山話

どうも!美浦の古川です。

今週から函館開催がスタートとなり、今週はいきなり函館スプリントS。開幕週から重賞開催で大きな盛り上がりを見せることになるだろう。ラジオのパドック解説で夏場は福島・新潟を担当しているが、専門紙のトラックマン時代は2年間、函館滞在して週中の厩舎のコメント取りなどを行っていたことがある。

函館コースは昔と今では多少違うが、JRA全10場の中で「直線の長さが一番短い(262m)競馬場」という点は前から一緒で、先行馬が有利なのは言うまでもない。そして、パワーのいる洋芝が使われているコースで、「洋芝巧者」と呼ばれる馬が現れ北海道開催で活躍する。

そして函館競馬の最大の特徴は「滞在競馬」という事。普段は輸送で体が減ったり、イレ込んで競馬どころではなくなったりする馬が、滞在により落ち着いて競馬に臨め一変する事がある。またダメージの少ない滞在競馬では中1週や連闘で出走してくる事もあり、短期間で連勝する馬も少なくない。

美浦の古川としては函館滞在馬を直接取材する事はできないが、トレセン取材の中で「北海道にいるウチの馬はかなり良いよ」というような話も毎年よく耳にする。そんな北海道競馬で勝負になりそうな穴馬情報を入手した際には、週末の「穴ズバッ」でも取り上げていくのでお楽しみに。