専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
趣味の域を超えている!?
2017/7/13(木)
どうも!美浦の古川です。
今週もトレセンで田中勝春騎手(カツハル)に取材したが、その後は恒例のゴルフの話に。カツハルは「ジョッキーで一番」と言っていいほどのゴルフ好きであることは何度となくお伝えしているが、先日ゴルフのアマチュアの大会に出場して決勝まで進んだそうだ。話を聞くと、茨城のゴルフ選手権のアマの部に何人かのジョッキーが、週中の忙しい合間を縫って出場しているらしい。特にカツハルは何度も出場している様子で、これは完全に趣味の域を超えている。
関西では幸英明騎手が有名な大会のアマチュアの部に参加しているらしいが、その幸騎手に「カツハルさんはゴルフの達人」と言わせるほど。私もカツハルとは何度も一緒にコースを回っているが、小さい体ながらドライバーは270ヤードを越え、腕前はプロ級である。カツハルから「古さん、また行きましょうよ」とゴルフの誘いがあり「そうだな・・・」と答えたが「暑い時季は勘弁してほしい」というのが本音である。
さて、先週当欄でも取り上げた3年ぶりとなったカツハルの函館遠征。結果は3鞍とも馬券に絡むことができずに終わったが、先週のトレセンで私が「北海道で夏休みか?」との言葉に無言のままニッコリとしたのは、この結果になることを伝えたかったのか・・・。そして、今週は福島で狙って面白い穴馬に騎乗する。週末の「穴ズバッ」でお伝えするのでお見逃しなく!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。