専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
「千直の鬼」が自信タップリ!初勝利見えた
2017/8/10(木)
どうも!美浦の古川です。
新潟直線1000mの競馬を得意とし、「千直の鬼」とも言われる西田雄一郎騎手と話す機会があった。7月30日に行われたアイビスサマーダッシュ(G3)はラインミーティア(牡7、美浦・水野厩舎)に騎乗して優勝。レース後のインタビューで「このレースは僕にとってはダービー」と言うほど気合の入る条件で、今週末、勝ち負けが期待できそうな馬を教えてもらった。
8月12日・土曜新潟7Rに出走するマッタナシ(牡3、美浦・岩戸厩舎)は、芝の千二を使ってからレースぶりが良くなり、③④着と惜敗続き。その2戦で手綱を取った西田騎手が「新潟の千直ならおもしろい」と自信を持っている。千直は初めてだが、今回の条件に手応え十分の名手が乗るなら負けられない。
さらに、勝負気配を漂わせているのが尾関知人厩舎。土日あわせて7頭を新潟に送り込む。クラス上位の実力馬もいるが、人気のなさそうな馬にも一発がありそう。週末の「穴ズバッ」で取り上げるのでお楽しみに!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。