専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
休み明けもキッチリ仕上がったアノ馬から!
2010/7/4(日)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成22年7月4日
休み明けもキッチリ仕上がったアノ馬から!
日曜の函館メーンは函館スプリントSが行われる。『サマースプリントシリーズ』の幕開けを告げる一戦。過去に、スプリント戦線で名を馳せたビリーヴ、サニングデールなどのスターホースがこのレースに出走し、見事優勝を飾って函館のファンを大いに魅了した。今年もいいメンバーが揃い難解なレースだが、オレの◎はビービーガルダン。
やはりここでは格が違う。重賞2勝に加え、G1で2着2回、3着1回は胸を張れる。前走の高松宮記念(G1)でもハナ差の好勝負をしており、休み明けとはいえ、ローカルのG3では負けられないところ。相手はヘッドライナー、ワンカラットの2頭を中心に馬券を組み立てたい。
日曜穴ズバッは、函館11Rに出走する8枠10番クリスタルウイング。昨年夏の札幌以来の実戦となるが、ケイコ内容から、太目感もなくキッチリ仕上がっている。陣営の話でも「牧場から早目に函館に入りジックリ調整してきた。1週前に横山典騎手に乗ってもらって追い切ったが、動きは悪くない。このひと追いで気持ちもピリッとしてきた。これだけ良くなれば自信を持ってオススメできる」とキッパリ。馬券はココから。
相手は②マイネルキーロフ、⑨シェーンヴァルトが本線。
④トーセンジョーダン、⑥ドリームトレジャーが押さえ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。