専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
休み明けもデキ万全のアノ馬が狙える!
2010/9/5(日)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成22年9月5日
休み明けもデキ万全のアノ馬が狙える!
日曜の新潟メーンは、「第30回・新潟2歳ステークス(G3)」が行われる。オレの◎はクリーンエコロジー。デビュー戦は外回りの芝1800mでマイペースの逃げ。確かにスローの展開の利もあったが、上がり3ハロンを33秒3でまとめて後続に3馬身差をつけた。このときの2、3着馬(カフェラピート、ナカヤマナイト)が先週の未勝利でワンツーフィニッシュを決めているように、対戦レベルも上々だった。キングカメハメハ産駒で馬体も良く、来年のクラシックを意識させる馬だ。相手筆頭はキッズニゴウハン。2戦目の勝利だが、逃げた馬を楽に捉え3着には更に7馬身差。上がり33秒3の決め手はここに入っても十分通用する。あとは馬体が絞れていればベスト。単穴にリーサムポイント。いい脚が長続きして、いかにも新潟外回りが向くタイプ。完成度が高く好勝負可能だ。この2頭を中心に馬券を組み立てたい。
日曜穴ズバッは、新潟6R・1枠1番タケショウカヅチを狙う!今年の2月6日以来の出走となる本馬。普通なら「使ってから…」のケースだが、どうやらこれはイキナリから勝負の態勢にある。「休ませたことによって体質がシッカリしてきたのは大きい。もともと攻め駆けしない馬で速い時計は出てないけど、仕上がり自体は申し分なし。まともなら未勝利でウロウロする馬じゃないからね。ここはキッチリ決めるつもりだよ」ときゅう舎サイド。もとより、使い込むより初戦が良いタイプ。休み明けの今回が絶好の狙い目。
相手は⑬ネオエピック、⑪ムッシュバロンが本線。
⑤リシアンサス、⑧トーセンママレードが押さえ。
次回の更新は土曜日午後5時更新予定です。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。