専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
中山8Rに出走するアノ馬が狙い目!
2010/9/11(土)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成22年9月11日(土)
中山8Rに出走するアノ馬が狙い目!
土曜の阪神メーンは朝日チャレンジCが行われる。オレの狙い馬はキャプテントゥーレ。2008年の皐月賞馬。G3のここなら格が違うだろう。7月の下旬から時計を出し、8月18日の坂路で50秒台前半をマーク。9月1日には終い1F11秒9と仕上がりは上々。3ヶ月ぶりの出走となるが、休み明けで弥生賞・4着(0秒4差)、マイラーズC・3着(0秒2差)しているように久々を苦にしないタイプ。また去年このレースを勝っており、阪神芝2000mはベストの条件。ここは秋のG1戦線に向けて負けられない1戦だ。相手はレース振りに柔軟性が出てきたアドマイヤメジャー、揉まれずに気分良く先行できれば変わって不思議ないニルヴァーナの2頭を中心に馬券を組み立てたい。
本日の土曜穴ズバッは中山8R。賑やかになってきた美浦トレセンで5枠6番ネオヴェリーブルが盛り上がっている。「直線内を突き、さあこれからという時に前が壁。おまけに外から被されて全く追えなかったからね。最後は馬がヤメてしまったものだから度外視して。前走後はすぐにこのレースを目標にし、かなり良い状態に仕上がっている。今回はかなり楽しみにしているんだ」と陣営もニヤリ。コレは狙い目十分だろう。相手は、①キングスビレッジ、④シンセサイザーの2頭を中心に流してみたい。
次回の更新は金曜午後5時を予定しています。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。