水上学の血統トレジャーハンティング

日曜阪神11R 大阪杯(G2)(芝2000m)

◎本命馬
⑨アンビシャス
牡4、栗東・音無厩舎、横山典騎手

G1馬5頭が顔を揃えた豪華版の前哨戦だが、前哨戦は前哨戦。目標は先にある馬も多く、力や実績を反映した結果にはならないだろう。
ラブリーデイは去年の秋がピークだろう。休み明けの58キロ、アタマなしと決めつけるのも手だ。このあと香港も控えている。
イスラボニータは世代レベルに加え、今は急坂コースでは甘くなる。
キタサンブラックは明らかに春の天皇賞へ向けてのひと叩き。
ショウナンパンドラは、4ヶ月ぶりにしては速い時計を出さないのはどうも腑に落ちない。意図的と陣営はコメントしているが、その意図が全く分からない。
G1馬なら54キロで出られるヌーヴォレコルトとタッチングスピーチだろう。ただタッチングは阪神だとやや不安。
結局、モチベーションが最も高いのは⑨アンビシャスだ。さすがに重賞タイトルがラジオNIKKEI賞だけでは今後心もとなく、重賞タイトル積み上げは必須命題だろう。小回り向きの器用さがあり、雨の影響も残って高速化しない芝も合う血統。なにせ、前走の中山記念は勝ったも同然。56キロなら、牝馬も58キロ勢もまとめて面倒を見るだろう。

$お宝馬
なし

さすがに今回は不在とするしかない。

アンビシャスを負かす可能性があるのは③ヌーヴォレコルトくらいだろう。アンビシャスのヒモとしては当然印の付く馬たち、②ラブリーデイ⑥タッチングスピーチ⑦キタサンブラック⑧ショウナンパンドラ。個人的にはこれらは2,3着付けとしたい。