水上学の血統トレジャーハンティング

日曜阪神11R 桜花賞(G1)(芝1600m)

◎本命馬
⑭ソウルスターリング
牝3、美浦・藤沢和厩舎、ルメール騎手

⑭ソウルスターリング1強状態。例年だと本番では2着までとなる傾向が強いチューリップ賞勝ち馬だが、この馬は別だ。そうしたジンクスを超えた勝ち方で、チューリップ賞のタイムランクも高レベル。
父は世界最強を張ったフランケル、母スタセリタも仏オークス、ヴェルメイユ賞の2冠だけでなく北米のG1も2つ勝って北米の芝部門最優秀牝馬に輝いたまさに世界的名牝。ドイツ牝系で、父と併せて欧州の王道を固めた凄い配合。隙なしだ。
土曜の馬場からすると、日曜も回復しても重に近い稍重だろうが、道悪も血統からは問題なし。ここを勝って次の2400mでこそ、買い方を思案する馬だ。

$お宝馬
⑫アエロリット

本来は馬場の渋りも併せて、サロニカを最大の惑星と考えていたので、出走取り消しは本当に残念だ。
お宝馬というほど人気がないわけではないが、敢えて⑫アエロリットを推す。ミッキーアイル、タイセイスターリーの従妹で、兄キングレオポルドも含めてマイル適性がとても高い一族。前走のクイーンCは、内容を考えるとメンバー中最も厳しいレースをしての2着で、アドマイヤミヤビとさほど差はないはず。クロフネ産駒としてはホエールキャプチャのタイプか。道悪は、不良でなければ我慢できるとみる。

相手上位は当然⑮アドマイヤミヤビ⑯ミスパンテール。押さえは⑥リスグラシュー⑧カラクレナイ①ミスエルテ、唯一のディープインパクト産駒のエントリーとなった⑱カワキタエンカ
基本的に、ソウルスターリング1着決め打ちで買うレースと考える。