- 4月7日 阪神11R 桜花賞(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 4月6日 中山11R ニュージーランドT(G2)
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お宝馬☆ユキノロイヤル(9人気) 3着
2週続けて激走馬を大抜擢!
本来はマイラー血統
2010/6/5(土)
本来はマイラー血統
2010/6/5
【東京8R 4歳上500万下 ダ1600m】
注目馬 ⑮レオプラズマ(牡4、美浦・的場厩舎、的場勇騎手)
たまたまある距離で好走してしまうと、その馬の適性とは別に、その距離ばかり使われるということがある。
そうした場合は、もともと適性がないのだから、いずれ頭打ちになる。ただ、それを打開するのが、距離変更してきた場合だ。思わぬ穴を空けるケースがある。今回の⑮レオプラズマはこれに該当する。
デビューしてから、なぜか頑なに1700m以上を使われ続け、特にこの1年半は2000m以上のレースを徹底して走り続けた。当初は久々の勝利も挙げたが、その後は3着が最高という成績。それが突然のマイル戦出走である。
このレオプラズマは、ワイルドラッシュ×ダンシングブレーヴという配合で、馬力は当然だが、意外とスピードのあるダート配合。おまけに近親はホーマンウイナー、コクトジュリアン、ブラボーグリーンと、マイル以下の芝重賞で好走した馬が居並んでいるのだ。今回の距離短縮が、この血の背景を引っ張り出す可能性がある。穴馬として複軸指名したい。
相手筆頭は⑪ロトスカイブルー。そして⑫コスモナダルに⑬グラスブレイド。あとは押さえで④プラグマティズムと⑤ベストオブラックの転入組、そして⑥ショウナンアゲイン、⑯ニシノウズマサ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。