- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土曜も日曜もヒット連発!
- 4月20日 福島11R 福島牝馬S(G3)
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本命馬◎コスタボニータ(1人気) 1着
勝ち切る1頭をガッチリ評価!
七夕賞は外差し、馬力、持続力
2010/7/6(火)
七夕賞は外差し、馬力、持続力
2010/7/6
★【前週推奨馬回顧】
7月3日 福島11R 阿武隈S スズノオオゴン 2番人気 6着
10倍くらいと踏んでいたが、なんと2番人気になってしまった。2番手からの策は良かったが、ペースが挙がった時の反応が鈍く、また4角すぎから内で狭くなり追い辛いシーン。3着馬と0秒1、2着馬と0秒2差だっただけに惜しまれる。
7月4日 福島11R ラジオNIKKEI賞(GⅢ) ジャングルハヤテ 12番人気14着
全く見せ場なし。すみませんでした。一気の距離短縮に対応できず。今後も新潟2400mの早苗賞から臨む馬は厳しいことになるだろう。
★【今週へのポイント】
福島芝は、千二はともかくとして、中距離では外差しにシフトしたと言っていい。以前とは使っている芝が違うそうで、かつての福島ほどの偏りは見られないかもしれないが、それでも外を回しての差し馬、追い込み馬の健闘が目立っている。
ただし勘違いしないで頂きたいのは、直線に入るまでには先頭から3馬身以内にまで押し上げていないと厳しいということ。早めに動いてバテない脚の持続力が必要で、直線一本の追い込みではダメ。伸びながらコーナーを回れる器用さが求められる。
また福島テレビオープン好走馬は厳しいという傾向あり。この時期、好走を2度続けるのは至難の業ということか。
トップハンデは57.5キロのイコピコ。ラジオNIKKEI賞とは違って、トップハンデもソコソコ走れる七夕賞だがイコピコは脚の使い方があまり福島とは添わないイメージがある。
本来ならホワイトピルグリムを狙いたかったのだが、なんと除外濃厚。ここは頭が痛い。今開催の当該コースで強い父ノーザンダンサー系の馬は、今回の登録馬ではさすがに狙い辛い馬ばかり。サンデー系の登録馬が圧倒的に多いので、その中から、馬力と持続力に寄った配合の馬を上位に据えた馬券を考えている。枠順も大事。週末を乞うご期待。
★【次回の狙い馬】
日曜・阪神5R 3着 マジンプロスパー⇒先行したものの、最内で押し込められてしまう。かつ直線は脚が一杯になり万事休すかと思われたが、ゴール前でまた差し返してきた。かなりシブトイ。これなら近々勝ち上がれる。距離はもう少しあってもいい。
日曜・阪神9R 5着 シルクターンベリー⇒今回は相手が強いし、時計的にも壁があると見ていたが、外から脚を長く使って、最後まで伸びてきた。右回りに難があり、外へ持ち出す必要があるのでロスが出てしまうが、次走新潟千八なら、まず勝ち負けになる。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。